仕事復帰後1年。ワーママになって挑戦したこと!

ワーママ向け

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kanao
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1歳児クラスから息子の保育園生活開始。

同時に私のワーママ生活が1年過ぎようとしています。

1年半産育休を取得し復帰後、

この1年間で仕事のキャッチアップと自己啓発のためにいろいろと挑戦してきました。

息子が1歳になった頃、迫りくる育休終了日を前に
「復帰したくない。できれば2歳まで延長したい」
という気持ちでいっぱいに。
1歳になるとさらにコミュニケーションが発達してくるので、もう少し子供のとのゆったりとした時間を楽しみたかったことと、社会人になってから長期休みを取ったのが初めてだったので社会復帰できるのか心配、という理由でした。

しかし、今は復帰してよかった、育児以外の時間があってよかった。
ワーママになったからこそいろいろ挑戦してみたい!という気持ちになったのだと感じています。

育休明けは早く仕事に慣れたい。無理のない範囲で心がけたいことは?

育休明けに意識したことは、まず今の自分のスキルを把握し直すことでした。

私の場合は、本当に恵まれていますが、
会社側は育休明けの社員に無理を強いることはせず、どっさり仕事を振られることはなく、仕事の慣れ具合を頻繁に確認してくれていました。
育休前に仕事を抱えすぎていたこともあり、社員を増やしたり分業体制をとってくれており、復帰早々に戻ってきてよかったと感じていました。

だからこそ、会社・同僚や上司に今自分が持てる限りのことで恩返しがしたいと思いました。

周りの環境に甘えるだけでなく、私も精一杯、仕事に慣らす努力を可視化しようと、自分の業務の棚卸、タスクごとにかかる時間を整理し、これから挑戦できそうなことを自分から上司へ提案するようにしました。

検索エンジンで「育休復帰」と検索すると
「育休 うざい」「育休 しんどい」などネガティブのイメージの言葉がサジェストされるのを
目にしたことがありませんか?

育休を取得しない人にしたら「仕事のしわ寄せがくる」「育児中の人はすぐに休む」などネガティブなイメージを持たれるのも仕方ないのかもしれません。

私はネガティブな言葉を言われたことはありませんが、こういったイメージもあることを心に留めて、「仕事をいただいている」という謙虚な気持ちで日々業務に取り組んでいます。

時間数で勝負できないワーママは仕事の質で勝負!資格取得に挑戦!

正社員で復帰した場合には、一般的には6か月間を対象に年2回のボーナス査定がありますよね。

私の中で正社員であることのメリットは、ボーナス支給があることが大きいです。
育休復帰後で、時間外労働ができなくてもそれ相応の評価を得たい….
しかし、相対評価である場合には、時間外労働もこなしたうえで成果を出している正社員がライバルになります。
私の場合は、上半期の途中からフルタイムになりましたが、時間外労働をすることができず、必要最小限の業務を対応していました。
必要最小限、といいますが、フルタイムになると業務の守備範囲、任せられる業務量も大きくなり、それを対応することがとても大変で。
PDCAサイクルで例えるとしたら、Plan⇒Doをサイクルにしている感じです。
Check⇒Actionがに着手することもあれば、中途半端に終わることもあり。

そんな状況なので、最上級ランクの評価をもらうことができませんでした。
頂いた評価は上から2番目の評価です。

上から2番目の評価は私が育休前にも取得していた評価であって、決して悪くはありません。
表かを落とさずにいられたのは、業務上の評価だけでなく、それ以外の行動を評価してくれていたからです。
それは、自己啓発としての資格取得です

私がワーキングマザーになって1年間に挑戦した資格試験は5つです。

ワーキングマザーになって挑戦した資格試験5つ

ネットマーケティング検定

インターネット上でのマーケティング活動に関する知識やスキルを評価する資格です。
通常、デジタルマーケティングの基本的な概念から、具体的なツールやテクニック、戦略まで幅広い範囲の内容が含まれています。
私は仕事上、ウェブ上のコンテンツ企画・制作を担当していて、基本の学びなおし、自分に自信をつけるために取得しました。
例えば、子育てをしていると様々な情報収集が必要になったり、それをシェアしたいという気持ちになることはありませんか?
そういったことをきっかけにSNSやブログ発信に興味を持ったママさんにもおすすめの検定です。
私は参考書を2週間ほどで読み終わって、一発合格することができました。
参考書をしっかり読めば、マーケティング初心者でも合格を目指せる資格だと感じました。

ウェブデザイン検定3級

ウェブデザインの基礎的な知識や技術に焦点を当ていて、HTMLやCSSなどの基本的なウェブ技術、ウェブサイトの基本的な構造やレイアウト、画像の編集などが試験の範囲に含まれています。
こちらも現在の業務と関連性が高く、自分のウェブ制作スキルを客観的に証明したいという理由で受験しました。
難易度としては、初心者でも過去問を中心に知識とスキルを身に着けることができれば合格できる試験だと感じました。
これを取得したからと言って、現時点では、新しいキャリアパスを描けたわけではありませんが、対外的にHTML・CSSの技術を証明することができるので取得してよかったと思います。

私の密かな夢ですが、将来的にウェブデザインとマーケティングを掛け合わせて、ワーキングマザーのキャリア支援を行う仕事がしたいと思っているので、先述のネットマーケティングの資格とウェブデザインの資格取得はは意義のあることだと思っています。
趣味や副業、今後のキャリアを広げるうえで、ホームページ制作やクリエイティブ制作に興味がある方には、最初のステップとしてこの資格取得を目指すといいですね。

社会保険労務士

労働法や社会保険制度、労働関係法令に関する知識やスキルを持つ資格を取得するための試験です。
国家資格であり、難易度もかなり高いです。
受験したきっかけは、出産後、産育休に関わる保険制度の理解ができずに苦労したことが多く、今後のマネー・ライフプランを考えた時、社会保険の理解は必至だと感じたためです。

大学などで学位を取得(学部不問)している場合や、特定の職務経験がある場合に受験資格があります。
私は勉強不足も自覚しておりますが、残念ながら一度受験して不合格でした。
ただ、社労士試験の勉強を通じて、労働法や社会保険制度などの幅広い分野に関する知識が深まり、育休に関わる制度、手続きを理解することができましたし、今後、転職やワーキングスタイルを変更する際に必要な知識は身についたので、社会人として安心・安全に生きていくスキルは上がったと思います。

個人情報保護士

個人情報の適切な取り扱いや保護に関する専門知識を持つ資格です。
受験したばかりなので、まだ結果はわかっていませんが、こちらも業務の中で必要になりそうな事例があったため受験しました。

会社員であっても、フリーランスであっても、個人情報を全く扱わない職業は少ないのではないでしょうか。
個人情報の重要性が高まる現代社会において欠かせない知識ですので、取得しておいて損はない資格だなと思いました。
特にフリーランスや副業に従事する場合は、こういった資格を取得していれば、業務委託契約を検討する際にも取引先や顧客からの信用度が高まり、スムーズな仕事獲得に寄与してくれるのでは、と考えています。

TOEIC

言わずと知れた英語力の証明となる資格です。
私の英語力は一般的に言って中級程度だと思います。
日本に住むネイティブとの英会話であれば、困ることが少ないですし、仕事上でのやり取りなら尚更、ある程度決まった会話になるのでコミュニケーションが取れます。
ただし、これは会話力に限定した場合です。
私はとにかく速読が苦手でして、TOEICの受験時間内に全問解き終えたことがありません。
Listeningにおいても、音声が流れる前に問題の先読みをすることが高得点を狙うには必要ですが、それも苦手でして、思うように伸びず….TOEICスコアは久しぶりに少し勉強して受験しても730点でした。
(自己ベストではありますが、800点超えるつもりだったので悔しいです)

英語力があれば、キャリアは広がること間違いなしです。
今や英語ができること前提の仕事も多いですし、在宅ワークを希望するママさんたちは、例えば、翻訳の仕事や海外向け動画の編集、インバウンドサービスに関わる仕事もあります。
会社によっては、資格手当が支給されることもあると思うので、是非ハイスコアを目指して頑張りましょう!
(私も気が向いたらもう一度受験しようと思います)

ワーママは時間がないからこそ!貴重な隙間時間は自分のために使おう!

自分で言うのも恐れ多いですが、フルタイムワーママになった私がこんなに頑張れるとは思いませんでした。
しかし、ワーママになる前は日々を目標なくダラダラと過ごしていましたし、自己啓発をしようと考えたことは全くありません。
仕事においては与えられたことは責任をもってやっていましたが、それ以上のことは積極的ではありませんでした。

ワーママになって、時間がないからこそ、ない時間を使ってどう有意義に過ごすか、今だから挑戦できることはないか、と日々考えながら過ごしています。

私は資格取得に意義を見出してこの1年挑戦してきましたが、それがすべてではありません。

子育て以外のことで、仕事には関係ないことでも、自分の好きなことややってみたかったことに挑戦することは、気分が上がりますし、日々を豊かにするものだと思います。

ワーママやりながら、好きなことやってるこんな人もいるんだ、と少しでも前向きに仕事・育児・それ以外のことを考えるきっかけになってもらえたら嬉しいです。

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